工事監理
「工事監理」とは建築主の立場に立って工事を設計図書と照合し、
工事が設計図書のとおりに実施されているかどうかを確認することです。
適切な「工事監理」が行われれば建築基準法に違反するような建築工事あるいは欠陥工事の発生を未然に防ぐことができます。
そこで建築基準法では、建築物の安全性を確保するために、
建築主が一定の規模以上の建築物の建築にあたっては、工事監理者を定めなければならないとしています。
また、中間検査や完了検査の申請の際には、申請書の中に工事監理の状況の報告を記載しなければならないこととなっています。
まぎらわしいです、監理とは別に管理も存在します。
工事管理とは工事施工者が現場を運営する業務でいわゆる現場監督がそれを行います。
工事監理の主な業務内容
1、設計意図を施工者に正確に伝えるための業務
2、施工図等を設計図書と照らして検討、承諾する業務
3、工事が設計図のとおりであることを確認する業務等(工事の確認及び報告)
4、工事監理報告書・関係図書の建築主への提出等(工事監理業務完了手続)